これまで本ブログでは、図鑑として『小学館の図鑑NEO』シリーズを取り上げてきましたが、今回は『学研の図鑑LIVE 』シリーズです。
『学研の図鑑LIVE 星・星座』では、星座や星の名前、そしてその背景にある神話や歴史も楽しく学べます。
スマートフォンアプリやDVDを通じて、実際の観察や学びをサポートする工夫もされています。
図鑑の目次
各章が星座や星の歴史、神話、そして季節ごとの星座に分かれています。
太陽系や銀河の観察方法も紹介されており、天体観測を通じて子どもたちの興味を引き出す内容となっています。
図鑑の主な内容
神話の名シーンを解説
エジプト神話における、イシスの麦の穂やセトの陰謀についての概要が、とてもキレイなイラストとともに書かれています。
星座は主に古代神話や伝説に基づいて定義されているそうで、多くの星座の名前や形は、古代の人々が空の星の配置を見て想像した神話や伝説に由来しています。
エジプトの星座は、古代エジプトの文化や信仰に深く根ざしており、これらの神々の物語やシンボルが夜空に投影されていたということです。
このような神話を知ることで、子どもの星座に対する興味も膨らみそうです。
四季の星座を一挙紹介
春夏秋冬の星座が、見開き4ページで大迫力のイラストで紹介されています。
各季節ごとにどの星座が見られるかが一目で分かり、星座の配置や関係性が直感的に理解できると思います。
各季節の星座と、スマホアプリ連動のAR機能
各季節の星座について、星座の歴史や特徴、神話的背景が分かりやすくまとめられています。
スマホアプリに対応しているページをスキャンすると、星座の立体的なイメージがAR(拡張現実)で楽しめます。
星座を実際に手元で観察する気分になれることがメリットではありますが、一度使ったらもう終わりでした笑。
スマホで図鑑をスキャンできる!という目新しさで、図鑑を読む動機の一つにはできそうです。
実際に星を観察する
流星群の観察
流星群の観察について、知っておくと役立つ知識がまとめられています。
流星群のピーク時期や見え方、観察に適した場所などが解説されており、流星群を実際に観察する際に参考になると思います。
天体望遠鏡の使い方
天体望遠鏡の使い方や選び方、そして観察に適した天体の情報が解説されています。
初心者でも理解しやすいように、望遠鏡の基本的な構造や操作方法が説明されており、本で興味を持った子どもが、そのまま実際の観察に挑戦することもできると思います。
観察会の様子や実際に見える天体の写真も掲載されており、観察への興味を高まるのではないかと。
複数の視点から星座を楽しめる図鑑
『学研の図鑑LIVE 星・星座』では全88星座の紹介は元より、各星座の見つけ方や特徴も解説されています。
付属のDVDやスマホアプリがあることで、直接本を読む以外の複数の視点からも、星座の観察が楽しめるようになっていますので、この図鑑で星座への興味を膨らませてみてください!
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