ゲーム「マインクラフト」では、様々な岩石や鉱物を発掘することができますが、『小学館の図鑑NEO 岩石・鉱物・化石』は、そのような岩石や鉱物、そして化石に関する詳細な情報を、写真とイラストを交えてわかりやすく解説してくれます。
地球の成り立ちや宇宙からやってくる隕石など、子どもの自然科学への興味を深めてくれる内容満載です。
『小学館の図鑑NEO 地球』と合わせて読むことで、さらに広範な知識を得るのも面白いですね!
『小学館の図鑑NEO 地球』では地球全体の構造や地質現象について学び、『小学館の図鑑NEO 岩石・鉱物・化石』ではその詳細な成分や歴史について深く学ぶ、といった使い方ができると思います。
図鑑の目次
岩石、鉱物、化石の各カテゴリーごとに細かく章立てされています。
岩石の章では火成岩や堆積岩、変成岩について書かれています。
鉱物の章では結晶構造や色、成分に基づく分類が紹介され、化石の章では、化石の成り立ちや発掘の過程、古代生物の生活環境などが取り上げられています。
図鑑の内容
岩石をつくる鉱物
岩石を構成する主要な鉱物について詳しく説明されています。
石英や長石、黒雲母などの鉱物が写真とともに紹介されており、それぞれの鉱物がどのように岩石を形成するかがわかりやすく解説されています。
石英は透明で結晶が六角柱状である、長石は白色または灰色で微細な斑点模様が見られる、などの特徴を、鉱物のサンプルを見ながら学べます。
もし子どもが実際に鉱物を見つけたら、持ち帰って図鑑と照らし合わせてみるのも楽しいですね!
安山岩のなかま
日本の火山の多くは安山岩でできていることが説明されています。
安山岩は中間的な性質を持つ火成岩で、火山活動によって形成されるそうです。
安山岩の代表的な例として阿蘇山や富士山の岩石が紹介されており、その成分や特徴について詳しく解説されています。
隕石の世界
地球だけでなく、宇宙からやってきた隕石についても詳しく解説されています。
隕石の種類や成分、宇宙や小惑星に関する知識が豊富に紹介されています。
例えば、コンドライト隕石や鉄隕石、エイコンドライト隕石などの具体的な隕石の例が挙げられており、その特徴や科学的意義について詳しく解説されています。
宇宙が好きな子もそうでない子も、宇宙への興味も掻き立てられるような内容ですね。
鉱物の性質
鉱物の性質についても、結晶の形や色について、写真と図を用いてわかりやすく説明されています。
結晶の外形や色の多様性が視覚的に理解できるように工夫されており、理科の授業でも活用できる内容です。
六方晶系や立方晶系などの結晶構造の違い、そして石英、黄鉄鉱、緑柱石などの鉱物の具体例が紹介されています。
また、同じ鉱物でも色や形が異なる場合があることを示し、それが鉱物の成分や形成過程による影響であることが説明されており、鉱物の多様性も学ぶことができますね。
金・銀・銅など
金、銀、銅は鉱物であることが紹介されています。
これらの元素鉱物は、古代から現代に至るまで人類の生活に深く関わってきたことがわかります。
金はその美しさと希少性から古代エジプトや中世ヨーロッパの宝飾品に広く使われ、現代でも財産としての価値が高いことが説明されています。
銀はその反射率の高さから鏡や装飾品に使用され、また銅は電気伝導性が高いため、現代の電気製品や配線に欠かせない素材となっています。
それぞれの鉱物の特徴や利用方法についても触れられており、歴史的な背景も学べる内容となっています。
化石からわかること
化石がどのようにして形成されるのか、生物の進化や生活環境について詳しく説明されています。
具体的な例を挙げながら、化石から得られる情報をわかりやすくまとめているため、子どもたちにとって理解しやすい内容です。
化石の発掘や保存方法についても触れられており、実際の考古学や地質学の研究方法を学ぶことができます。
白亜紀の化石
発掘された時期ごとに化石が紹介されており、このページでは白亜紀の化石について詳しく説明されています。
白亜紀は約1億4500万年前から6500万年前の期間で、恐竜が繁栄していた時代です。
白亜紀の代表的な化石として、ティラノサウルスやトリケラトプス、パキケファロサウルスなどの恐竜の化石が紹介されています。
まとめ
「小学館の図鑑NEO 岩石・鉱物・化石」は、自然科学への興味を深められる図鑑です。
豊富な写真とわかりやすい解説が満載で、子どもたちの学びをサポートします。
きれいな石や珍しい石を見つけて拾ったり、集めたりする子どもの姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
そのような子どもの興味を感じたら、この図鑑を一緒に見て説明してあげてはいかがでしょうか。
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