参観日に行って、道徳の授業を見てきた話。「恐ろしいゲーム依存」について




先日、小学3年生の娘の授業参観に行ってきました。道徳の授業でした。テーマは「恐ろしいゲーム依存」。

授業は、ゲーム依存の問題を子どもたちに理解させ、健全なゲームとの付き合い方を考えさせるように進行してくださいました。子どもたちは、ゲームがもたらす楽しさだけでなく、過度に依存することの危険性も感じてくれたと思います。

参観日に行って、道徳の授業を見てきた話。

2018年6月27日

授業の進行と子どもたちの反応

ゲームってなに?

授業は、児童たちがゲームについて持っているイメージを発表することから始まりました。

黒板には、ニンテンドースイッチ、タブレット、iPad、プレイステーション、パソコンといった具体的なゲーム機器や「楽しい」といった感想が書き込まれました。子供たちはそれぞれが普段楽しんでいるゲームについて、楽しそうに話していました。

一緒に動画を見る

次に、先生は道徳の教科書を途中まで読み聞かせました。物語の一部を聞いた後、児童たちは文部科学省が提供するゲーム依存の教育動画を視聴しました。

この動画は、ゲーム依存がもたらす様々な問題についてリアルに描かれており、子供たちは真剣な表情で見入っていました。

動画を観た感想

動画を見た後、先生は児童たちに感想を発表させました。

遅い時間までゲームをしてしまうことや、眠くて遊べなくなること、友達がいなくなること、宿題をちゃんとやらなくなること、そして最悪の場合病気になってしまうことなど、子供たちは自分たちの言葉で怖いと感じた点を次々と挙げていきました。

グループ活動とまとめ

最後に、先生が児童たちを複数のグループに分け、ゲーム依存を防ぐための解決方法について話し合う時間が設けられました。

与えられた時間は3分しかないのですが、ほとんどのグループは意見がまとまりませんでした笑。1分延長時間を設けて、先生も上手く進行することでなんとか各グループの意見がまとまりました。

そして、各グループはそれぞれ、黒板の前に立って自分たちの意見を発表してくれました。

たくさんの意見がでましたが、すべてのグループに共通していたのは、「時間を決めてゲームをする」ということでした。素晴らしいですね!

子どもたちがグループで解決策を話し合う

この授業を通して、先生はゲーム依存という現代的な問題を取り上げ、児童たちの関心を引きながらも、その危険性について深く考えさせてくれました。子どもたちがゲームと健全に向き合うためには、このような教育は重要ですね。

子どもたちが自分たちの言葉で問題点を発表し、グループで解決策を話し合う過程は、見ていて微笑ましくもあり、頼もしくもありました。

最後に

家庭でも今回の授業内容を基に、ゲームとの付き合い方について話し合う良い機会になると感じました。先生ありがとうございました!

ABOUTこの記事をかいた人

1976年生まれの関西育ちで首都圏在住。私立文系(関関同立)を卒業しました。 2児(長女・次女)の父です。妻と子ども2人の4人家族。 子どもに算数を教えることに苦戦することが多いですが、 自分も勉強しながら、日々子どもと一緒にがんばります。