昨今、論理的思考力の重要性をよく耳にしますよね。子どもの教育においても、論理的思考力を身に着けてもらうことの重要性は理解していて、いろんな方法を試しておられる方も多いことかと思います。
その一助として、子供たちが楽しみながら論理的思考力を身につけられる『5分で論理的思考力ドリル』を役立ててもらえればと思います。このドリルは、子供の学力アップだけじゃなく、日常生活や将来に役立つ問題解決能力を高めるのにもってこいです。
『5分で論理的思考力ドリル』の概要
『5分で論理的思考力ドリル』は、対象年齢が10歳から120歳までとなっていて、120歳の方が実際に取り組むかはさておき笑、要は老若男女問わず、家族全員で取り組むこともできるということですね。
問題は各章ごとに分かれていて、日常生活から想像できるようなシンプルな状況から論理的思考を引き出す工夫がされています。各問題は5分程度で取り組めるので、いつでも手軽にチャレンジできます。例えば、短い時間の合間に親子で一緒に取り組むことで、家族のコミュニケーションを深めるチャンスにもなります。
5つの思考回路からのアプローチで論理的思考を身につける
目次
目次を見てみると、全体が5つの章に分かれています。それぞれの章には、異なるテーマに基づく問題が含まれていて、バラエティ豊かな内容です。
例えば、第1章「スキャン回路」では、読み取る力を問う問題が中心です。これにより、子どもたちは情報を分析し、問題の本質を見抜く能力を養うことができます。
5つの思考回路
このドリルの中心的なコンセプトは、以下の「5つの思考回路を使いこなすこと」です。
- スキャン回路:情報を読み取り、必要なデータを探し出す力を養います。問題や図から情報を迅速にキャッチし、分析する能力が求められます。
- クリエイト回路:問題を多角的に見て、新しい解決策を見つける創造力を育てます。問題解決において柔軟な発想が必要となり、創造的な思考力を養います。
- リバース回路:ゴールから逆算して解決方法を見つける逆算思考を鍛えます。目標達成に向けて計画を立てる力を高めます。
- ノック回路:あり得る可能性を漏れなく重複なく洗い出し、複数の選択肢から最適な答えを導き出す力を磨きます。
- ステップ回路:問題を段階的に解決する手順を考える力をつけます。複雑な問題を分解し、一歩ずつ解決していく力を養います。
これらの回路は、子供たちの論理的思考力を効果的に育てるために構成されています。それぞれの回路が具体的な問題解決能力に直結しているため、日常生活や勉強にも大いに役立ちます。
まずはヒントを見ずに挑戦できるページ構成
このドリルでは、まず自分で考えて解くことが推奨されています。例えば、「ビスケット1個とチョコレート1個では、どちらが高いですか?」という問題があります。
この問題には裏面にヒントがあり、まずはヒントを見ずに挑戦することで、自分の考えを深めることができます。こうしたプロセスは、子供たちの思考力を鍛えるのに非常に効果的です。
また、算数のような計算問題よりも、文章を読み解く力が重視されている点も魅力の一つです。問題を解く際には、四則演算の立式に頭を使うより、読み取る思考力に比重が置かれているため、論理的な読解力が養われます。
逆算思考を鍛える問題
靴箱の場所を特定するこの問題は、与えられた条件から論理的に考えて解を導くものです。ゴールから逆算して解決方法を見つける「リバース回路」を使い、問題に取り組むことが求められます。
具体的なヒントも掲載されているので、子供が自分で考えながら問題を解く手助けになります。これにより、子供たちは状況を分析し、論理的に思考する力を養うことができます。
解答別冊の特徴
解答は別冊として取り外せるようになっており、約50ページにわたって丁寧に解説されています。各問題の解き方や考え方が詳しく説明されているため、子どもにも理解しやすいかと思います。
集中力が続きやすい
問題に取り組むにあたって、子どもにはそれなりの思考力が要求されますが、5分という短い時間で完結するため、集中力が続きやすく、比較的手軽に論理的思考力を養える教材になっています。
また、視覚的な問題や文章問題など、バラエティに富んだ問題が用意されているため飽きずに取り組みやすいことも特徴ですね。
『5分で論理的思考力ドリル』で、楽しく論理的思考力を養おう
『5分で論理的思考力ドリル』は、子どもが楽しく論理的思考力を養うことができる教材です。短時間で取り組める手軽さ、多様な問題形式、そして丁寧な解説が揃っているため、学びの成果を実感しやすい構成になっています。
このドリルを活用することで、将来的な問題解決能力や学業成績の向上にもつながってくれれば嬉しいですね!クイズ感覚で、家族で一緒に取り組むこともできるので、家族で楽しい学びの時間を共有してみてはいかがでしょうか!?
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