たくさん本を読むきっかけを作る、100さつ読書日記

100さつ読書日記




娘にたくさんの本を読んでほしくて、1年生の時にこの本を購入しました。

表紙「親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる」

表紙「親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる」

100冊は達成できていないのですが、、この本に触発されて、娘は20冊弱の本を読んでくれました。

本を読みたくなる仕掛けが上手く施されているので、我が家はまだ20冊ですが、100冊達成できる子も多いのではないかと思います。

100冊を達成するための工夫

本書の背表紙に、100冊を達成するための本書の工夫がまとめられています。

背表紙「親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる」

背表紙「親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる」

フィンランド・メソッドによる「読書日記」とは

  • 子どもの成長に合わせ、適切な本が選べる。
  • 本を読み終えたら、表紙シールがはれる楽しみ。
  • 子どもから感想を引き出す対話法を紹介。
  • 一言感想だから、簡単であきない。
  • 100冊目標で、本を読む習慣が身につく。

本書の内容

100冊の本は、対象としている4歳から小学生のために、約28000点の名作・傑作から厳選されています。対象の本を読んだら、感想の記入欄に表紙シールを貼って、感想を書きます。

「100さつの本」ガイド

「100さつの本」ガイド

「100さつの本」ガイド

100冊の本の概要が書かれているので、子どもが興味を持ちそうな本から読み始めるのがいいと思います。

読んだ本と感想の記入ページ

読んだ本と感想の記入欄

読んだ本と感想の記入欄

本を読んだら、題名・作者・日付を記入して、簡単な感想を書きます。感想を書くことで、本の内容を思い出すために読み返したり、親と会話をしながら考えをまとめたりと、読後も楽しめます。

表紙シール

表紙シール

表紙シール

感想の記入欄に貼る表紙シールです。

ここまでよんだよ!シール

ここまでよんだよ!シール

この本があって良かったこと

我が家は100冊を達成できていないのですが、大切なのは100冊読むということより、家族で本を楽しむきっかけができることだと思っています。

本を探すために、図書館に行く回数が増えました。子ども自身が読みたい本が見つかったのなら、本書に選ばれた100冊でなくてもいいのです。我が家は本書に載ってない本を借りることの方が多かったです。

娘は読書が大好きというわけではないと思うのですが、家族で本に親しむ空気はできましたし、夏休みの読書感想文で学年代表にも選ばれました。本を読むって楽しいんだよ、という雰囲気を親子で楽しめたことが財産になりました。

それはこの本だけの効果ではないですが、本に親しむきっかけを与えてくれた一つであることは確かで、感謝しています。

ABOUTこの記事をかいた人

1976年生まれの関西育ちで首都圏在住。私立文系(関関同立)を卒業しました。 2児(長女・次女)の父です。妻と子ども2人の4人家族。 子どもに算数を教えることに苦戦することが多いですが、 自分も勉強しながら、日々子どもと一緒にがんばります。