夏休みの家庭学習教材について。小学3年生の娘にその学習教材を選んだ理由。

2018年夏休みの家庭学習教材(小学3年生)




先日の記事で、我が家の夏休みの学習計画と、使用する教材について触れました。

夏休みの家庭学習。小学3年生の娘の、夏休みの学習計画を立てました。

2018年7月26日

本記事では、夏休みの学習教材について、それぞれの教材を選んだ理由を紹介します。

夏休みの学習教材

冒頭で触れた先日の記事でも紹介しましたが、長女の夏休みの学習教材はこちらです。

夏休みの学習教材
  • くもん
    算数・国語を各1日分(算数3枚、国語4枚)
  • Z会グレードアップ問題集
    算数・国語全4種類の中から、好きな1種を選んで1回分
  • 強育パズル(九九トレ 上級編)
    1問
  • ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集(小学生版ベーシック)
    1回分
  • ひとりで学べる算数(小学3年生)
    2回分

くもん

くもん教材 算数E 国語D2

くもん教材 算数E 国語D2

くもんについては、特別夏休みだからというわけではなく、毎日やっていることに夏休みも同様に取り組むということです。

ですから我が家の長女に関わらず、くもんに通っている子は、夏休みにくもんに取り組むだけでも、夏休みの学習習慣を保つことができますね。

仮に夏休みの読書量が少なかったとしても、毎日くもんに取り組むことで、一定量の良質な文章に触れることができるのは嬉しいですね。もちろん読書はしっかりしてほしいですが(笑)

Z会グレードアップ問題集

Z会グレードアップ問題集 小学3年 算数と国語すべて

Z会グレードアップ問題集 小学3年 算数と国語すべて

教科書以上の学力養成を意識するなら、やはり外せないグレードアップ問題集。

我が家だけでなく、夏休みにはグレードアップ問題集が定番のご家庭も多いのではないでしょうか。実際、1年間で最もグレードアップ問題集の売上が大きいのは7月だそうです。

基礎的なレベルは、くもんで自分のペースで先取りしつつ、よりハイレベルな内容にもグレードアップ問題集で触れてもらう狙いがあります。

また、くもんでカバーしていない図形などの分野も補えます。この点においては他の市販の算数問題集でも同様ですが。

我が家の長女にとっては、グレードアップ問題集がちょうどいい難易度なので、夏休みの教材として最適です。

グレードアップ問題集は、難易度が基礎レベルと最高レベルのちょうど中間(真ん中より少し上かも)に位置する問題集なので、問題集の難易度を考える基準としても使いやすいです。

自分の子どものグレードアップ問題集への適応状況を見て、一旦難易度を下げた問題集に変更したり、より難しい問題集にもチャレンジするなど、難易度の調整をしていけば良いかと。

強育パズル

『強育パズル 九九トレ上級編』表紙

『強育パズル 九九トレ上級編』表紙

趣向を変えて、パズル問題からも学びを得て欲しいので、宮本算数教室の「強育パズル(かけ算・わり算が得意になる九九トレ)」も取り入れました。

長女は、かけ算もわり算も基本的な計算問題は普通に解けますが、文章題を解く際に応用力が十分に働かないことがあります。

夏休み前に、小学3年の娘の学習課題に気づけた話

2018年7月19日

応用力を高めるためにも、かけ算とわり算を視覚的・感覚的に理解する助けになればと、パズルにも取り組んでもらっています。

宮本算数教室の教材としては、以前にも「賢くなるパズル」を使いましたが、問題に向かう忍耐力と試行錯誤する姿勢を養える教材です。

思考力を養い、親子で苦しみ感動できる。「天才脳ドリル」「宮本算数教室の賢くなるパズル」

2018年5月25日

幸い、長女は本書が楽しいようで、強育パズルの九九トレ初級編と中級編を合わせて1週間ほどで終わらせました。現在は九九トレの上級編に取り組んでいます。

初級編と中級編は一度にたくさん解いて疲れたそうで、上級編は毎日1問をコツコツ解いています。

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集(小学生版ベーシック)

『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集(小学生版ベーシック)』 表紙

『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集(小学生版ベーシック)』 表紙

ふくしま式と言えば、国語学習で有名なシリーズだそうですが、私はつい最近まで知りませんでした。。

この問題集は本当に素晴らしいです。内容の詳細はまた別の記事で紹介しますが、言葉の抽象化と具体化の練習など、国語の点数アップはもちろん、人と会話する力、人に説明する力も自然と上達させてくれるような良問ばかりです。

長女の語彙力をもう少し高めてあげたいと思い、良さそうな教材を探していて、本書にたどり着きました。

語彙力の向上を目的とするなら、ふくしま式にはそれ用の問題集があったのですが、ふくしま式の入り口となる本書を見て即買いしてしまいました。本書が終わってから、語彙力の教材にも取り組んでもらおうと考えています。

この問題集をこなすことで、その後の国語学習と実生活に少なからず良い影響が出ると思いますので、夏休みの教材としては大変オススメです。

ひとりで学べる算数

『ひとりで学べる算数 小学3年生』 表紙

『ひとりで学べる算数 小学3年生』 表紙

長女が文章題を解く際の応用力をつけるためには、基礎的な部分の理解をより確かなものにする必要があると感じ、適切な教材として見つけたのが、「ひとりで学べる算数」でした。

先述の通り、長女は、かけ算もわり算も基本的な計算問題は普通に解けます。ですから基礎的な部分の学習は不要にも思えますが、複数の教材から、異なる切り口の解説に触れることで、理解不十分なことに気づくこともあると思います。

学習内容を忘れないための反復学習にもなりますし。

要領良く学び進められる子どもには、基礎的な問題を何度もこなすことは効率の悪い学習法かもしれません。

我が家の場合、私自身が要領が悪く、基礎的な部分をしつこく学習してやっと理解できる人間で、長女の学習を見ていて同じようなものを感じたので、どうもちゃんと理解できてないな、と感じた部分については、基礎をしつこくこなすことが有効だと考えています。

要領の悪い父ですまないな、娘よ。。

特に楽しんでいる教材

以上の教材に取り組んでもらっているわけですが、長女が特に楽しんでいる教材は、

  • ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集(小学生版ベーシック)
  • 強育パズル(九九トレ 上級編)

の2つです。グレードアップ問題集やくもんは以前から取り組んでいる教材なので、新鮮さも手伝って上記2つの教材が楽しいのでしょうが、やはりパズル的要素や、文章が長すぎずにシンプルに考えることができる問題が楽しいようです。

確かにまだ3年生ですし、文章読解のウェイトが高い問題を解くよりは、シンプルに考えていける問題を増やすのも良いものだと感じました。

まだ夏休みは始まったばかり!娘よ、楽しんでいこうね!

ABOUTこの記事をかいた人

1976年生まれの関西育ちで首都圏在住。私立文系(関関同立)を卒業しました。 2児(長女・次女)の父です。妻と子ども2人の4人家族。 子どもに算数を教えることに苦戦することが多いですが、 自分も勉強しながら、日々子どもと一緒にがんばります。