リビング学習を楽しんで続けるために我が家がしていること




勉強をがんばる女の子

勉強をがんばる女の子

長女はリビングで勉強します。

低学年ですし、勉強する場所としてリビングは最適。そういうご家庭はきっと多いですよね。

長女は毎日勉強を頑張ってくれていますが、すごく勉強好きな子というわけではありません。

やる気スイッチが入らず、中々勉強してくれない日もたくさんある普通の小学生です。

親である私も、子どもを中々上手く導いてあげられない普通の親なので、まあプレジデントファミリーなどの雑誌に載っているような、スーパーなご家庭みたいにはいかないわけですよ。

そんな普通の家庭が、リビング学習を楽しむためにしていることを書きます。

家族で過ごす空間と時間は大切

リビングで家族だんらん

リビングで家族だんらん

特に流行っているからリビング学習を取り入れているわけではなく、我が家は何事も家族みんなで過ごす空間・時間を大切にしたいだけです。

ですから自然に、長女は家族一緒に過ごす空間の中で勉強することになりました。

勉強も、本を読むのも、Youtubeを見るのも、ゲームをするのも、家族みんながいるリビングです。

我が家は勉強も習い事も娯楽も垣根なく、リビングで楽しめる家庭であるはずです。

勉強だけが特別ではない、ということですが、これは大事なことですね。

子どもが大きくなればまた状況も変わるのでしょうけど。

とはいえ、皆が過ごすリビングで勉強をするからこそ困ることもあります。

リビングで静かにしないといけない

リビング学習は、子どもの様子を見られますし、困った時には会話もできますし、メリットは大きいです。

ですが、親がくつろぎたい時間帯でも、その時間に勉強を始められると、リビングでは静かにしないといけなくなります。

具体的には、テレビを観たり音楽を聴いたり、会話のボリュームを控えることになります。

基本的には「いや、我慢しなさいよ。」という話ではあります。

とはいえ、テレビや音楽はまだしも、夫婦の会話も制限されるのは少し困ります。

我が家はテレビを観ることはそんなに多くないですが、休日の午後など、テレビを観たり音楽を聴きながら、コーヒーを飲んでまったりしたい時間もあります。

しかし、子どもがその日にやるべき勉強を終わらせていない状態で、まったりしたい時間帯をむかえてしまうと、勉強の邪魔になるようなテレビも音楽も楽しめず、会話も控えめになります。

勉強が捗らない女の子

勉強が捗らない女の子

物音ひとつ立てないわけではないですが、基本的には静かに過ごすことになります。

そうならないように対策を打つことが、楽しく過ごすためには重要になります(笑)

休息したい時間帯より前に勉強を終わらせてもらう

当たり前ですが、これが基本戦略となります。

例えば休日なら、午前中にその日の勉強(くもんと他の問題集)を終わらせるのが一応の予定です。

この予定通りに勉強ができるように、いろいろ工夫します。

午前中に今日やることを終わらせておけば、その後は一日、家族みんなでゆっくりできます。

一緒に勉強する

勉強する女の子と先生

勉強する女の子と先生

子どもが勉強している隣に座って、一緒に勉強します。

これは、勉強を教えるとか、答え合わせに付き合うためだけではなく、子どもが勉強している隣にずっと座って、私は自分の勉強をします。

ニュースを見たり、ブログ記事を考えたり、土日の予定を考えたりします。

もちろん勉強も見ます。

要は隣に座って、子どもと一緒に物事に取り組んでいる空気感があることで、子どもも自然に勉強に集中してくれる作戦です。

勉強が終わった後の予定を決めておく

公園で遊ぶ子どもたち

公園で遊ぶ子どもたち

午後に楽しみなイベントが控えていることは、勉強集中へのモチベーションになります。

目一杯楽しむためにも、勉強をやり残すわけにはいきません。

公園に行くとか、一緒にゲームをするとかでも良いと思います。

我が家はこれで一定の効果があります。

話は逸れますが、少し前、ママに内緒で、長女と私で誕生日プレゼントを作ったことがありました。

勉強が終わったら一緒にママの誕生日プレゼントを作る、という予定をしていた土曜日は、朝6時に起きてきて、すごい集中力で7時までに終わらせました。

これは特別なケースですが、長女の優しさがすごく嬉しかった思い出です。

諦める

他にも作戦を立てることはありますが、大体上記2つです。

これでどうしても上手くいかない時は、諦めます。

結構諦めも肝心で、いつまでも勉強しなさいの問答を続けても、勉強できない時はやはりできないので、時間がもったいないです。

それなら早めに諦めて、家族で楽しむ時間に使った方がいいと思います。

ただ、子どもには毎日勉強することが当たり前という習慣づけ、毎日勉強することが一番大切で偉いこと、ということを日頃から教えておくことが前提です。

この意識を子どもが持ってくれていれば、その日の勉強は諦めたとしても、きっとどこかで取り戻そうとしてくれるはずです。

大切なのは毎日の習慣づけ

「毎日勉強することがとても大事なんだよ」

「それを続けることは素晴らしいことなんだよ」

と毎日繰り返し子どもに伝えています。

勉強でいい成績を取った時も必ず、「毎日頑張ってるからだね。偉いね。」と伝えています。

長女は頑張って、毎日勉強する習慣をつけてくれたので、勉強できない日があっても、取り戻そうとしてくれます。

そんな姿を毎日見られて幸せです。ありがとう。

ABOUTこの記事をかいた人

1976年生まれの関西育ちで首都圏在住。私立文系(関関同立)を卒業しました。 2児(長女・次女)の父です。妻と子ども2人の4人家族。 子どもに算数を教えることに苦戦することが多いですが、 自分も勉強しながら、日々子どもと一緒にがんばります。