小学生の子どもに読書をしてもらうために取り組んでいること。読書を楽しんでもらうために。




先の日曜日はとても天気が良かったので、妻の提案で、ベランダにレジャーシートを引いて寛ぎました。

家でゆっくりと過ごして、土曜日のレジャー疲れを癒せた日曜日でした。

そしてベランダで寛ぐことで、長女が読書をしてくれるという特典がありました。読書には場所や環境が重要ですね。

これは意図していなかったことでラッキーでしたが、子どもに読書をしてもらうために我が家で取り組んでいることは他にもあるので、それをいくつか書こうと思います。

我が家の長女は3年生で、読書量はクラスの平均ぐらいだと思います(具体的な冊数が分からず申し訳ない)。

本の内容を教えてもらう

読んでいる本の内容を、子どもから教えてもらうことで、読書の楽しさを感じてもらいます。

パパ
どんな話だったの?
長女
ノブオっていう主人公がいてね、宇宙を…
パパ
一番好きな場面は?
長女
ノブオがお父さんと会えたところ!このページなんだけどさ、絵がいいんだよ、ほら…

というような、子どもの読書効果を高めるためにとても基本的な内容ですね。

私が絶対に心がけているのは、

・話を遮らずに、子どもの話をとにかく全部聴く

・話してくれる本の内容を、子どもと一緒になって楽しむ

この2点です。

他にも、

  • 子どもは何を感じたのか
  • 自分ならどうしたいと思ったのか

などのように、聴いた方が良いと言われている事柄はいろいろありますが、私が最も大切にしているのはこの2点です。

私が心から楽しむと、長女も嬉しそうに次々と話してくれます。

その姿を見られるだけでも幸せなのですが、さらに読書もしてくれるのだから良いことずくめです。

これを実践すると、読みかけで止まっていた本も、読了してくれることが多いです。

読了までは何週間もかかることもあれば、翌日で終わることもあります。

ベッドで読む

夜は早めにベッドルームに入って、本を読んで寛ぐ作戦です。

読書をする場所として、就寝前のベッドルームというのも定番でしょうか。長女も読書に集中してくれることも多いです。

小さい妹や弟がいると、読書どころではないことも

このように本来効果が高い方法だと思うのですが、我が家の場合、2歳の次女の邪魔が入るのが難点です。

早めにベッドルームに入ると、、ベッドで飛び跳ねますよね、やっぱり。

長女も次女と一緒に遊び始めてしまいます。

次女には絵本を読んであげるのですが、そうすると長女も一緒に絵本を読みます。

それ自体は良いことなのですが、落ち着いて読書をするには、他の誘惑が意外と多いのが我が家のベッドルームです。

ですから、小さい妹や弟がいるご家庭では、ベッドルームで読書作戦は得策ではないかもしれません。

読書の後に楽しい予定を作る

読書の後に、子どもが楽しみになるような予定や時間を作ることによって、読書を進めてくれることも多いです。

我が家の場合は、読書が終わったら一緒に遊ぶ、ママが希望の料理を作ってくれる、などです。

一緒に遊ぶ内容は、外遊び、テレビゲーム、ボードゲーム、他なんでもですね。

パパ
じゃあ5ページだけ読んだら遊ぼっか!
長女
うん、わかった!

みたいな感じで、長女も気軽に読んでくれます。

読書の習慣化に

ただこの方法は、基本的に読書の単位が小さくなるため、本を深く読解することには向かないです。

読書の習慣化を目的として、たまに実践すると良いと思います。

何分読んだら、何ページ読んだら、のように小さな単位を何度も繰り返した方が、習慣化しやすいからです。

実際に我が家のケースですと、毎日の読書が習慣化されているとはいかないまでも、買ってあげた本を自然に読み進めてくれる効果は出ています。

あまり無理強いすると、読むことを嫌いになる恐れもありますが、読んだ後に予定を入れることで、比較的自然に本を読んでもらうことができます。

最近の会話に出た話題と関連する本を渡す

この方法は、ハマれば最も威力があります。

例えば、

  • 子どもと鉄棒の話で盛り上がったら、鉄棒を頑張る主人公の本を。
  • 友だち関係で考えごとがあったら、友だち関係の本を。

などのように、子どもの興味があることに気づいたら、それに関連した本を与えてあげます。

最近気になるテーマの本を読みたくなるのは当たり前のことですが、小学生、特に低学年の子どもは、自分で本を探すことがまだ十分にできませんよね。

そこで親の出番。これきっと喜ぶだろうな、という本が見つかればしめたものです。

きっと自分から読んでくれます。

まとめ

今回は、

・本の内容を教えてもらう

・ベッドで読む

・読書の後に楽しい予定を作る

・最近の会話に出た話題と関連する本を渡す

という内容でした。

長女はすごく読書好きというわけではありませんが、全く読まないわけではなく、本の感想も楽しそうに教えてくれるので、本好きにはなってくれていると思います。

やはり常日頃から、子どもと会話をすることは大切だと気付かされますね。

子どもが今何に興味があるのか、何が好きなのか、しっかりアンテナを張って、読書も楽しんでもらえるように会話しましょっ!

ABOUTこの記事をかいた人

1976年生まれの関西育ちで首都圏在住。私立文系(関関同立)を卒業しました。 2児(長女・次女)の父です。妻と子ども2人の4人家族。 子どもに算数を教えることに苦戦することが多いですが、 自分も勉強しながら、日々子どもと一緒にがんばります。