1年間の総復習と同時にZ会の体験もできる!冬休みや春休みにも最適。「Z会小学生わくわくワーク総復習編」




娘が3年生への進級を控えた春休み。春休みにちょうどいい分量で、質の良い問題集を見つけて購入しました。

「Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編」です。

Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

同じZ会のグレードアップ問題集より一回り大きいサイズの大型本です。解答・解説が別冊になっているのはお約束ですね。使いやすいです。

Z会の通信教育と同様の学習ができる

「Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編」では、

  • 国語
  • 算数
  • 経験学習(理科・社会)

の3つの分野を学習するのですが、これはZ会の通信教材である「エブリスタディ」と同様の構成です。問題の難易度もZ会の通信教材と同様です。

Z会の通信教育を安価で体験

ということは、Z会の通信教材のほぼ1ヶ月分に相当する内容を安価で体験できるということでお得感があります。

本書はオールカラーで見やすく、問題も良質なものばかりです。

問題の内容

国語・算数それぞれ12回分ありますので、1日に国語と算数を1回ずつこなせば、春休みまたは冬休みで終わらせられる分量です。

国語

Z会の国語教材は漢字や読解問題だけではなく、テーマにそって親に気持ちを伝える課題や、自分の気持ちを文章にしてみるなど、子どもの表現力も育ててくれます。

「三年生のぼく/わたし」に手紙を書こう Z会小学生わくわくワーク国語

「三年生のぼく/わたし」に手紙を書こう Z会小学生わくわくワーク国語

本書では、1年後の自分に向けて手紙を書くという課題がありました。娘は3年生の自分宛に楽しそうに文章を書いていました。1年後の自分に「算数でたくさん発表できるようになったね」という内容。

手紙の内容について一緒に一年後の話をするなど、親子の会話も生まれますし、子どもが想像力を働かせて未来に思いを馳せる姿を見るのは嬉しいものです。

国語の読解問題 Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

国語の読解問題 Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

読解問題もZ会厳選の読み物が収録されています。

算数

簡単な問題ばかりではありませんが、難しすぎることもない良問揃いです。

算数の問題「かさ」 Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

算数の問題「かさ」 Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

Z会の市販の問題集ですが、グレードアップ問題集よりは易しいです。娘はグレードアップ問題集2年生をすべて終わらせていたので、基本的にはスムーズに解けていました。簡単すぎることもないので、春休み期間中に1年間の範囲を簡単に復習するという目的にはピッタリでした。

算数の問題「大きい 数、分数」 Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

算数の問題「大きい 数、分数」 Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

分数を扱う問題も登場します。3年生に向けてしっかり復習しておきたい単元ですね。やはり教科書より少しだけ難しい問題もあります。Z会の解説には、子どもをほめてあげたいポイントが書かれているので、参考にして親御さんがほめてあげると自信につながると思います。

我が家はほめまくってます(笑)

体験学習

Z会の通信教材の1年生と2年生版には、体験学習というものがあります。3年生以降の理科と社会につながる体験をする教材です。体験学習は内容がとても素晴らしく、毎月子どもの好奇心がかきたてられる題材を提供してくれます。娘は毎月楽しみに取り組んでいました。

娘に体験学習の感想を聞いてみると、「Z会でおもしろいのはね、作れることだよ。」と言っていました。工作のことですね。この体験学習が市販の問題集でも体験できるのはお得。

体験学習(理科)

理科の体験学習 Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

理科の体験学習は、風の力、ゴムの力、モーターの力で車を作ろうというものでした。比較的男の子が喜びそうな題材ですが、娘は楽しんでゴムカーを作りました。

親子で悪戦苦闘して一緒にものを作るのはとても楽しい時間になりました。

体験学習(社会)

社会の体験学習 Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

社会の体験学習 Z会小学生わくわくワーク 2年生総復習編

社会の体験学習は、お買い物を体験するというもの。娘はこの題材を見た途端に「やりたい」と言い始めました。「何か買ってほしいものある!?」と急に言い始めたので、無理やり買うものを考えるはめに。

普段やっていることの延長ではありますが、題材の内容に沿ってお買い物を体験することができて楽しそうでした。

英語ポスター

英語に関しては、問題はありませんがポスターがついていました。3年生に備えて簡単に準備しておくのもいいですね。

本書の難易度

難易度の位置づけとしてあくまで一例ですが、

くもんの小学ドリル → 本書 → Z会グレードアップ問題集 → さらに上のレベル

のようなイメージです。一年の振り返りとして本書がスムーズにこなせるようであれば、Z会グレードアップ問題集などのハイレベル問題集にスムーズに入っていけると思います。

Z会メソッドで達成感を

Z会グレードアップ問題集よりは易しい内容ですが、学校で学んだ内容を理解できている子にとっては、復習とステップアップにちょうどいい難易度かと思います。難易度的に教科書プラスアルファの内容まで踏み込む点は、Z会の通信教材と同様ですね。

この問題集がわが子にピッタリと感じたなら、Z会の通信教育を検討する価値は大いにあります。

「通信教育をしないまでも、市販のハイレベルな問題集にも取り組みたい」というご家庭でも、進級前に教科書プラスアルファの内容を定着させる一助となる問題集です。適度な分量で達成感も得やすいのでおすすめです。

ABOUTこの記事をかいた人

1976年生まれの関西育ちで首都圏在住。私立文系(関関同立)を卒業しました。 2児(長女・次女)の父です。妻と子ども2人の4人家族。 子どもに算数を教えることに苦戦することが多いですが、 自分も勉強しながら、日々子どもと一緒にがんばります。