今回紹介するのは、『きらめき算数脳(小学1・2年生)』です。
中学受験で有名なサピックス発行の問題集です。
よくある算数の問題集とは異なり、パズル的な要素の強い、思考力を磨くことに重点が置かれた問題集です。
完全に自力で解くのは難しい
1年生にとっては、まず問題文の読解が難しく、その意味を親が説明してあげないと解けないことが多いと思います。
これは低学年のハイレベル問題集あるあるですが、やはりそれだけ難しい問題集ということですね。
サピックスですから。
オールカラーの大型本で見やすい

『きらめき算数脳 小学1・2年生』裏表紙
A4サイズ相当の大型本のため誌面は大きく、オールカラー。
218×297ぐらいでした。
キャラクターも登場し、子どもを飽きさせません。かといってキャラクターはおまけではなく、自然に問題に参加してくるので、大人でもキャラクターが余計には感じません。
このあたりはさすがサピックスですね。
我が家は中学受験の予定もなく、サピックスの教材も良く知らないのですが、このクオリティの教材ばかりなのでしょうね。うーんすごい。
やはりオールカラーは見やすくて素晴らしい!
個人的に「Z会グレードアップ問題集」とこの「きらめき算数脳」は、誌面を見るとワクワクしてきます。
私がワクワクしても仕方ないのですが、その感性は長女も同じようで、どちらも大好き。やってて楽しいそうです。
親子で楽しめる
パズル的な要素のあるドリルは皆そうですが、この「きらめき算数脳」も例外ではなく、親も考えさせられます。
子どもに問題の意味を説明しながら、「え、どういうこと?」と自問することもしばしば。
問題の内容
きらめき算数脳では、算数の思考力を養える多種多様な問題が出題されています。
問題の難易度が星の数で表され、星1つから3つまであります。
星が多いほど、難しい問題です。
ランドセルを題材にした問題

『きらめき算数脳 小学1・2年生』の問題「ランドセルは どこ?」
子どもにとって身近な、ランドセルを題材にした問題です。
パズル要素の強い問題で、数の大小関係が理解できなければ解けません。
ランドセルなどの身近なアイテムを題材にすることで、生活の中でも数量感覚を考えるきっかけになりそうです。
迷路とパズルを一緒に

『きらめき算数脳 小学1・2年生』の問題「ピグマランド あるけあるけ たいかい」
迷路探索の要素もあるパズル問題ですね。
こちらの記事でも紹介している「天才脳ドリル」にも迷路探索の問題があります。
ただ、天才脳ドリルときらめき算数脳の本問題とでは、仮説思考を働かせる方向が少し異なりますね。
天才脳ドリルは、すべてのマスを一度だけ通る、という制約が与えられた迷路です。
制約のない迷路を解くよりも多くのルートを考えて試す必要が生まれることで、思考力が鍛えられます。
対して、きらめき算数脳は、迷路をクリアすることよりも、迷路として与えられた条件に当てはまるパーツを見つけることが要点になります。
様々な角度から図形を見て適切なパーツを探すことで、思考力が鍛えられます。
きらめき算数脳の本問題は、パズル要素の強い迷路問題といえますね。
立体図形の問題

『きらめき算数脳 小学1・2年生』の問題「空から 見ると」
星が3つの難しい問題です。
このような、見取り図と投影図を見て、図形の個数や位置を考える問題は、他のドリルや問題集でも見かけます。
ただ、他の問題集よりきらめき算数脳が良い点としては、
- 図形がオールカラーで見やすい
- キャラクターが適切なタイミングで話してくれる
ことです。
これにより、子どもが、図形を見る角度をキャラクターの位置に重ねて考えやすいようになっています。
図形の問題は特に、オールカラーとキャラクター使いが上手いことのメリットが際立っていると思います。
下の学年向けのものを解いてもいい
このように大変楽しい造りのきらめき算数脳ですが、基本的には難しい問題集です。
ですが難しいから取り組まない、というご家庭があるなら、それは非常にもったいない。
きらめき算数脳は、算数や勉強って楽しいんだと感じられる良問揃いで、思考力も存分に鍛えられます。
是非ご家庭で取り組んでいただきたい問題集です。
でも、難しくて子どもが中々解けない、という場合は、お子さんより下の学年向けの内容に取り組んでもらいましょう。
比較的スムーズに解けるはずです。
下の学年向けであっても、思考力は鍛えられる
中学受験で難関校を目指すようなお子さんの場合は、対象学年通りの問題を解けるように取り組む必要性が高いと思います。
ですがそうでなければ、お子さんより下の学年向けのきらめき算数脳を解いてもらえばいいと思います。
下の学年向けであっても、思考力は求められますし、何より勉強、算数を楽しく感じられる体験ができると思います。
算数が楽しいと思えるようになるはず

スムーズに解けることで、きらめき算数脳の楽しい部分を味わう余裕ができて「算数って楽しいんだ!」と感じてもらえると思います。
大人が、パズル問題を解いて楽しいと思う感覚と近いでしょうか。
子どもが勉強でそんな感覚を持ってくれたら嬉しいですよね。
きらめき算数脳、見た目も中身も全力で楽しい問題集です!
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