家族みんなで思考力を磨けるゲーム『ブロックス』

『ブロックス』パッケージ表




夏休みからここ最近、我が家で最も盛り上がっているアナログゲームが『ブロックス』です。

フランス生まれのゲームで、青・黄・赤・緑の4色のブロックを盤面に効率良く敷き詰めることで勝敗を競います。

やはり大変有名なゲームで、WEBや店頭で見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

ルールは簡単ですが飽きの来ない、家族で気軽に楽しめるゲームです。

簡単なルール説明

『ブロックス』パッケージ裏

『ブロックス』パッケージ裏

4人で遊べるゲームで、各プレイヤーは自分のブロックの色を決めます。

そして4隅に好きなブロックを置いてゲームスタート。最終的に、盤面により多くのブロックを置けたプレイヤーが勝ちです。

たくさんブロックを置ければ勝てるわけですが、ブロックの置き方にひとつだけルールがあります。

自分のブロック同士は頂点のみで接すること

これだけです。

これだけのルールで家族で楽しく盛り上がれます。他のプレイヤーのブロックとは頂点以外で接しても良いので、

他のプレイヤーのブロックと辺が接する形で自分のブロックを配置しても良し。

他のプレイヤーの邪魔をしても良し。

家族みんなで頭を使って楽しめます。

将棋に興味があるならブロックスも

夏休みに帰省した時、将棋に興味のある姪っ子を含めて盛り上がりました。

姪っ子は6年生で将棋に少しだけ興味があって、何度か対局したのですが、駒の動きを完全には覚えておらず、自主的に本を読んで覚えるほどのモチベーションはありません。

そんな姪っ子も、ブロックスは簡単に覚えられ、楽しく遊べました。

ブロックの配置や相手の出方など先読みする力が必要になるので、将棋が好きならブロックスも楽しめるのではないでしょうか。

ちなみに妻も将棋はできませんが、ブロックスは大好きです。

手軽に楽しめる

肩肘はらずに、親子で軽くパズルを解く感覚で楽しめるのがブロックス。

手軽に楽しめるので、急な子どもからの誘いにも対応しやすいです。

思考力が磨かれる

ブロックスで遊ぶと、自然と図形を使って試行錯誤しまくることになるので、思考のトレーニングにもなります。

仮説思考が必要

「天才脳ドリル 仮説思考」にあるような頭の使い方と似ています。

ブロックの置き方が何通りも考えられるので、頭の中で最適な置き方を試行錯誤して考えます。

ここに、相手の出方を考える要素も入ってくるので、天才脳ドリルより多くの条件を考える必要が出てきます。

自分以外の行動も含めて先を読む力を養うことで、遊びながら自然と仮説思考のトレーニングができていることでしょう。

空間把握力もつく

図形の回転をイメージする練習になります。

図形のセンスを身につけるには、頭の中で図形をイメージできるようになっておくことが大切です。

問題集で図形問題を解くだけではなく、ブロックスで実際に図形に触れて、回転させる行為を繰り返すことは、空間把握力の向上に繋がると思います。

言葉や理屈で理解が難しい部分なので、実際に触れられるブロックで試行錯誤を繰り返すことは、良い図形トレーニングになるかと思います。

家族みんなで思考力を磨いて楽しめるゲーム

リビングで家族だんらん

リビングで家族だんらん

このように、空間把握と試行錯誤を重ねなければ、ブロックスでは勝てません。

思考力と図形のトレーニングをしながら、家族みんなで楽しめるブロックス。

小さな子どもでも遊べるので、積み木やパズルと一緒に揃えておいても損はしないと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

1976年生まれの関西育ちで首都圏在住。私立文系(関関同立)を卒業しました。 2児(長女・次女)の父です。妻と子ども2人の4人家族。 子どもに算数を教えることに苦戦することが多いですが、 自分も勉強しながら、日々子どもと一緒にがんばります。